「・・、なんでもない。」

わたしのこと。

末っ子との会話途中で、最近よく聞くことばです。
わたしが聞き返したタイミングで、そうでないときも会話途中でやめる
のです。

3人の中で一番おしゃべりが達者でした。
4つ以上離れた姉たちのことばを常に浴びてきて、真似をするのが上手でした。小さい頃は、PTA役員など大人の集まりによく連れて行きました。大人の話をじっと聞いているのです。おままごと時に出てくることばが、大人の会話から覚えたものでした。幼稚園の先生には「〇〇ちゃんのお話で、お家の中のことが良くわかります」と言われたこともありました。
なんでも話すので、何を考えているかわからない、というようなことは
ありませんでした。
だからでしょうか、途中で口を閉ざされるのが不快なのです。

「え?なあに・・言ってよー。」
「ううん・・」決して、続きを言いません。
しばらくすると、別の話題になるのです。

「・・、なんでもない。」そう言われることを、聞き流すことにしました。
少しずつ離れていく、末っ子とわたしの距離感を示しているのです。
これも今だからです。

親子関係もいつも同じではなく、常に変わってゆきますね。

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

尾瀬涼子

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